上下同時印象法総義歯
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食事をするためには、お口の中の機能がとても重要です。歯がある時の舌の使い方、発音の仕方は総義歯になっても同じです。入れ歯が安定し、しっかり吸着するには、天然の歯があった時と同じ場所に人工の歯を入れることが最もよいとされています。そのためには、お口の中の状態を立体的にコピーし、それに合う入れ歯を作れば良いのです。
従来の方法は、上下別々の方法で型取りをしていました。上下同時印象は、上下同時に型取りをして二つに分けるという方法です。お口の中の筋肉の記録、唇の形、舌の位置まで正確に再現し、立体的なコピーが可能で最良な方法です。
上下同時印象法総義歯と保険義歯の違い
比較画像
旧保険義歯
新義歯
従来の義歯では
- 口腔周囲筋、唇、舌の印象ができない
- 上下別々に印象をとるため、誤差が生じやすい
- 上下に平均した圧力をかけることができない
- つばを飲み込むなど、日常生活時のお口の状態にできない
上下同時印象法総義歯では
- お口の中を立体的にコピーできる。筋肉、唇、舌の印象が可能
- 上下同時に印象をとり、咬合器へ装着しますので誤差がない
- 医師の手による圧力ではなく、患者様自身の圧力で上下平均した圧力が可能
- つばを飲み込む状態も印象を取り、日常生活の動きがし易い入れ歯ができる